皮田利夫の大阿闍梨『今朝の一言』恐怖のピロートーク。

食べたい時に食べ。眠い時には寝る。おちんちんが勃起したら、所構わず射精する。そんな私に若い人達は憧れるんだろうなぁ。

皮田利夫のショートショート「首吊りの木」

わだしが中学の時の昼休み。ご飯食って、体育館の裏でシンナー吸ってましたらね。一番怖いヤンキーのウジン先輩がやって来ました。先輩はきついパンチパーマかけて剃り込み入れて、わだしが尊敬する気合の入ってる先輩ですよ。そんなウジン先輩が、こう言うわけですよ。「利夫!オナニーより気持ちいいやつ見つけたぞ」ってね。それで話聞くとそれは首吊りらしいんだね。数分だけ木に首吊りして意識が飛んだ所を、他のやつが助けるらしい。これがセックスより気持ちいいだ!って言いましてね。「まず先輩が手本見せっから!10分位したら、木からおろしてけろ!」先輩が言う。わだしは了解です!って言ってな。先輩はズボンとパンツだけ脱いで、体育館の裏にある大きい木で首ば吊りました。先輩は最初「うっ!」と苦しそうにしてましたけども、すぐにムクムクと勃起しだして。わだしは爆笑して!気持ちよさそうなんだもの。そんな先輩を、わだしは笑いながら見ておりました。ほしたら。先輩は、いきなり屁をこいて、ウンコばボトボトと落としてんだな。オシッコもたらしながら。顔は赤紫色になってるし、足ばバタバタさせて!あまりに汚ねぇし臭ぇから、わだしは教室さ帰りましたよ。そんで体育館の裏は放課後には大事件ですよ。警察だの先生だの集まって。ウジン先輩が自殺した!って学校中大騒ぎ!なんでパンツ脱いで首吊りしてたのか、いまだに未解決事件ですよ。これは。