わだしが小学生の時の夏の話だ 夜、ふと目が覚めてな 時計ば見っと夜の2時だ 夏なので窓は全開で寝てたんだな ふと外を見っと 隣りのアパートも 窓は全開で寝てたんだな夏だから 確か隣りのアパートの一番上は 女子大生の優しそうな姉ちゃんが住んでたと思い出してな わだしは脚立ば使って窓から侵入したわけだ 部屋の中では姉ちゃんが布団さ入って寝てるんだ スーッスーッ寝息をたててな そればしばらくとなりで見て わだしは窓から帰りましたけどね 明日も学校なので それから3日しないで姉ちゃんは引っ越して行きましたけどね 気づいてたんだべね わだしば幽霊だと思ったんだべな